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| 2026年度 例会作品 田中講師選 |
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| 7月作品(7/11(土)) | |||
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作者は田辺市の奥深い山間でこの光景を目にしました。田辺市は紀伊半島の南西側、和歌山県の22%を占める面積で神秘的で奥深い大自然と世界遺産の熊野古道、歴史と文化に満ちた所。作者は山奥深く遥か山並みの見渡せるところで偶然に虹がかかる瞬間を目にしました。根本から立ち上がる大きな虹は熊野の神々が見せてくれたのかもしれません。 |
チョウトンボがハスの花の蕾に止まりました。まるでスタジオで撮影されたかと思うほどそこだけに光線が当たり周りは漆黒に落ち込んでいます。このような条件を見つけて作品にする力量はさすがとしか言いようはありません。周りの条件を観察し仕上がりをイメージする作者の観察眼には毎回感動を覚えます。 |
作者の目の前の畑が一面のひまわり畑になりました。地元の人たちの協力でこのようにひまわりがこちらを向いて微笑んでいます。作者は四季折々目の前の畑を撮影し季節の移り変わりを記録し作品にしています。今回のひまわり畑にはおどろかされました。真夏の日差しの中ますます咲き誇り大きくなってゆくひまわりをぜひ撮影したいものですね。 |
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| 「染まるやまなみ」 井硲啓次 | 「蒼い光・夏の記憶」 福島健司 | 「夏日」 坂本哲郎 | |
| 6月作品(6/13(土)) | |||
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暗闇の中を走る貴志川線いちご電車、カーブに差し掛かるこの場所は電車のライトに照らされた線路だけが光っています。そこに転々と光るヒメボタル。作者がイメージする絵柄を場所、季節、時間を観察し最高のタイミングに合わせるよう計算され尽くされた作品に仕上がりました。撮影のテクニックはもちろんのこと時間を惜しまない作者の力量に感動します。 |
和歌山市の和歌浦にある紀州東照宮の大祭で毎年5月に行われる渡御行列で400年以上も続く全国にも誇れる紀州のお祭りとなっております。行列は株と呼ばれる組織がそれぞれの芸事を守り伝えながら進みます。作者は祭りの行列の途中日傘を指しながら行列に加わる少女たちの様子を捉えました。祭りの衣装の鮮やかさと髪かざり、立派な祭りの主役です。 |
和歌祭での楽しいスナップ。さまざまな出し物の中で顔に奇妙な化粧をして頭には面をかぶって手にはガラガラ音のする鳴り物を持ちながら小さな子どもを驚かすその春歌を作者はローアングルから撮影しました。お母さん抱かれた女の子が泣き叫ぶ様子、奥にその様子を撮影する百面の仲間と青空をバックにした祭りの楽しさが画面の中にすっぽり入った楽しい作品です。 |
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| 「ホタル電車」 福島健司 | 「初夏の日差し」 森 和代 | 「百面と子ども」 久保賀圓 | |
| 5月作品(5/9(土)) | |||
| 作者がいつも撮影のポイントとしている和歌山市の磯の浦海岸、長く続く天然の白砂のビーチで遠浅で関西屈指のサーフィンスポットとして有名です。4月のこの日は悪天候で海が荒れ気味で上級者であろう白いサーフボードを抱えた若者は波の様子を測っています。荒れる海、モノトーンの色彩の中、黄色のブイとシューズが画面にドラマを作り出しました。 |
有田郡広川町は多くの津波被害に遭った地域で今は防災の街として全国的に有名な地域となっています。作者は夕暮れにこの地の唐尾海岸を訪れました。湊の入り口には巨大な防災に備えた水門があり横には保守用の螺旋階段が設置されています。望遠レンズで切り取った画面はコンクリートの黒とリズミカルな階段が夕日に映えて美しいリズムが生まれました。 |
シャガにとまる花アブを作者は愛情を込めて撮影しました。黒いバックの中に咲くシャガの花は白い花びらの中に濃い紫と黄色の模様が美しいあやめ科の植物で大きく開いた花びらのステージに花アブがモデルのように止まります。作者にうまく撮ってと言っているかとポースをとる花アブはもちろんバックの処理も見事に決まりました。 | |
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| 「荒れた日」 野島 満 | 「らせん階段」 松浦由裕 | 「うまく撮ってね」 北 順夫 | |
| 4月作品(4/11(土)) | |||
| 桜の花が見頃の大池遊園は和歌山電鉄貴志川線沿線にある周囲4キロの池でこの時期は鉄橋を走る電車と桜の花が湖面に映り絶好の撮影ポイントとなっています。作者は早朝の一番電車を待ちました。早朝の淡い光の中走りくる白い車両、満開の桜の枝の間からの撮影は花に当てるライトなど周到な準備のもと撮影されたことを知りその力量に感動しました。 |
海南市の長保寺は桜の名所、大門から続く桜並木は桜の花がまるでトンネルをくぐるように咲き誇ります.。撮影に訪れた作者は大門から外を見た時黄色いラジオカーが目に止まりました。地元のラジオ局の中継車でした。満開の桜の花の囲まれるようにのぞく黄色いラジオカーは桜の花のボリュームと色彩のバランスがとても気持ちよく整えられた作品となりました。 |
今月の皆様の例会はまさに桜満開の作品でいっぱいでした。この時期いっせいに咲く桜はあっという間に散ってしまう儚さゆえに写欲をそそられる被写体。作者はその花を光が差し込む後ろからの場所を選びました。桜の幹を斜め構図にして明と暗、そこには密やかに咲く花と光の中でキラキラと咲く花の妙が見事に構成されています。 |
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| 「夜明けの花見電車」 福島健司 | 「桜並木のラジオステーション」 久保賀圓 | 「目覚め」 野島 満 | |
| 3月作品(3/14(土)) | |||
| 高野山に春を呼ぶ「高野の火祭り」は毎年3月の第一日曜日に開催されます。今年は3月1日青天の青空の下金剛峯寺の前の広場で大勢の山伏たちにより護摩木を焚いて招福と厄除けを祈願します。作者は当日青空の下法螺貝を吹き鳴らしながら入場する様子を下から広角レンズで捉えました。山伏たちのそれぞれの動きが生き生きと捉えられ色彩的にもセンスが光る作品となっています。 |
和歌山市の雑賀崎漁港は瀬戸内海国立公園の一部で海岸線が美しいところです。この地は旧正月を祝う慣わしがあり漁船には大漁旗を掲げ神社に参拝し一年の無事と大漁を祈ります。作者はその様子を魚眼レンズで青空にはためく大漁旗をまとった漁船が水面に映り美しい画面構成になっています。この地に長年培われてきた信仰心と仲間意識の積み重ねがこの行事が永遠に続くことを願っているかのようです。 |
花の季節の始まり、今ヒカンザクラが満開です。花びらを下に向けて咲くこの花の慎ましいけれどピンクの花びらが春の息吹を告げるように咲いています。そこに花の蜜を求めてミツバチが近づいてきます。花と花との絶妙なところに羽を震わせて飛ぶミツバチ、そのピントの良さと絶妙な空間処理がこの作品を格調高くしていると思います。 |
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| 「山伏出立つ」 久保賀圓 | 「旧正月の漁港」 北 順夫 | 「花のあいだの訪問者」 前田哲夫 | |
| 2月作品(2/14(土)) | |||
| 田辺市の高台にある長い歴史ある高山寺は早咲きの桜で有名です。毎年厳しい寒さの中年明けから咲き始め一月末頃には満開となるそうです。作者は毎年この時期に花の蜜を求めて枝を忙しなく舞うメジロを望遠レンズで捉えています。明るい日差しの中満開の桜の枝に止まる二羽のメジロ、カップルなのでしょうかなんとも幸せな気持ちになる作品です。 |
陽が傾きかけた午後浜辺を散策していたらラジオ体操をしている若いカップルに出会った作者は光の帯の中にその二人をシルエットで収めました。その動きは前屈から手を腰に当てての運動、幼い頃からの体で覚えた動きと音の記憶はよみがえってきます。青春映画のワンシーンを切り取ったようなこれから未来に向かう素敵な物語を感じる作品です。 |
毎年2月8日は針供養の日、使い古された針を収めて裁縫の上達を願う和歌山市加太の淡嶋神社の神事です。今年は約3万本の針が収められ、巫女さんたちがお祓い神事の後針塚まで運び塩をかけて土に返します。行事の後で一瞬の風が巫女さんたちに吹きました。赤い鼻緒の履き物が覗き巫女さんたち神職の気高さと可愛らしさを感じさせる作品となりました。 |
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| 「春のデュエット」 福島健司 | 「浜辺でラジオ体操」 松浦由裕 | 「風のいたずら」 森 和代 | |
| 1月作品(1/10(土)) | |||
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ナショナルトラスト運動の先駆けとなった「天神崎」は田辺湾の北側に位置し海岸自然林の動植物と海の動植物が一体となって同居する貴重な地域です。作者は潮が満ちたその地の夕暮れ、海に落ちる太陽と磯遊びする人たちをシルエットで表現しました。木版画を思わせるおさえた色調の中に夕日の赤がこの作品を拡張高いものとしています。 |
ご自宅の玄関に植えている赤い花は日頃はあまり気にも留めないものでしたが夕暮れになる頃スポットライトのように陽の光が差し込みました。作者はその時を見逃さずシャッターを押しました、黒い影に浮かび上がる赤い花と壁に映る花の影、何気ないものでも光がつくる一瞬のドラマは身近なところ、どんなものにで見つけられることを教えられました。 |
昨年の暮れ和歌山駅前から和歌山城市駅前にかけてのイルミネーションは毎年スケールアップしてきました。作者は雨の夕暮れ撮影に臨みました。濡れた車道がイルミネーションと信号の赤が画面にアクセントをつけます。横断歩道を渡る奥のカップルの青い傘が小さいながら画面の中のポイントとなって引き締めています。 |
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| 「天神崎夕景」 井硲啓次 | 「片隅に咲く」 野島 満 | 「師走の家路」 北 順夫 | |
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