和歌山読売写真クラブ(和歌山YPC)

Wakayama Yomiuri Photo Club
2013年度 例会作品 (松原講師選)
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 12月作品(12/14(土))
ゆっくりと歩く猫の姿が秋を感じさせる静かな作品です。背景の霞が山門を浮かびあがらせ、気温や空気感まで感じさせます。地面の落ち葉と屋根にかかる紅葉のフレーミングはとても効果的です。 ファンタジックですてきな作品です。シルエットの部分がディスプレイの色を引き立てて、全体をバランスの良い構図にしています。右下の赤い色も効果的で画面全体にセンスの良さが光ります。
「晩秋」    山口隆章 「誘惑」     竹林健治 
 11月作品(11/9(土))
一日のうちで一番美しい夕暮れ時を微妙なトーンでまとめた良い写真です。自転車に乗る人、車に乗る人、それぞれのドラマの主人公たちが、我家に向かう気持ちがひしひしと伝わる良い作品です。 水溜りと濡れた道、杖をつく人と足、何気無い日常がフレーミングの良さで、ストーリー展開のある画面になっています。水に映る情景も効果をあげています。
「家路」    久留主慶子 「雨上り」    竹本 繁
 10月作品(10/12(土))
思わず表情のゆるむ写真です。補修箇所の黒い形や丸の位置、手描きの白線やガラスの文字等全てが絵づくりに参加していて感心します。ユーモアのある素的な表情の発見です。 はっきりとした形を描かない画像がより多くの想像を呼びます。豊かなトーンと微妙な明暗が美しい。作者のイメージの多感さが感じられる作品です。
「フェイス」    磯 秀樹 「風のざわめき」    野島 満
 9月作品(9/14(土))
廃屋が放つ独特の雰囲気に満ちた写真です。床に落ちた土くれや流し台に置かれたブリキのバケツが、生活の営みを雄弁に語っています。天井裏の暗さが窓からの美しい光を強調しています。 素直な美しさが伝わる写真です。曲線を描く芝生の緑と、土の茶色のバランスの良さが感じられます。グランドへの散水による虹の色が美しく再現されています。そして、黒い土の部分が画面全体を引き締める良い効果を果しています。
「記憶」    大橋眞由美 「七色の夢」    森 和代
 8月作品(8/10(土))
むずかしい被写体の火祭を正攻法の取組みでうまくまとめた写真です。余分の者が画面に入り込んでくる現場で多数の登場人物と炎をうまくまとめています。炎の描写も適切で祭りの感動が伝わる作品です。 新しい建造物の型を冷静に把握し、適切なフレーミングでうまく浮遊感を表現しています。リズムを感じる直線と黒いマッスのバランスが良く、音楽を感じさせてくれる作品です。
「炎の乱舞」   和田雄次 「積み木のビル」   竹林健治
 7月作品(7/13(土))
輝く水シブキの美しさと躍動感あふれるイルカの姿をうまくとらえた写真です。特筆すべき点は、金色のシブキの描写がフォトジェニックなところです。文句なく楽しませてくれる良い作品です。 画面全体から受けるハイセンスな感覚が伝わる写真です。特別な対象物は何も無いのですが、光や影、床面のライン、そして二人の脚がバランスを保って構図をつくっていて、心地良い作品です。
「金色の衣纒う」  上房康裕 「あかり取り窓」  吉田満利
 6月作品(6/8(土))
身近にある物も、光の演出で魅力のある情況を創りだしてくれます。それを感じ取る感性との出会いで写真作品が生まれる良い例と云えます。明暗の美しさとフォルムの把握の仕方が秀れています。 被写体の女性に対しての思い切りの良いフレーミングで、面白さが生きた写真です。顔のディテール描写が良く、立体感が伝わります。色の配分の良さが、目を引きます。
「休漁日」   野島 満 「先斗町の女」  笹山直樹
 5月作品(5/11(土))
なにげない物体が、光と影の演出で生まれ変ったところをうまくとらえています。作者の優れたイメージの膨らませ方と、フレーミングの良さで出来た作品です。観る側の感性が問われる写真です。 麦の穂と水滴を被写体にしていますが、次元の異なる映像に昇華させた写真にしているところが良い。穂の直線と水滴の描写が美しい作品となっています。
「ファミリィ」   宮村歌子 「雨あがり」  貴志芳子
 4月作品(4/13(土))
題名どおりモノクロームのトーンの美しさが生かされた作品です。型・線・フレーミングどれも絶妙のバランスで、被写体に対する観察眼と構成力にセンスの良さがみられます。 年配の人達には、懐かしい光景でしょう。木造校舎のあたたかい感触が甦る質感と空気が表現されている作品です。光の美しさが廊下や柱にあらわれています。又色調も効果を上げています。
「モノクローム」   吉田満利 「静寂」  久留主忠雄
 3月作品(3/9(土))
子供と恐竜の骸骨という取り合わせの妙、そして画面構成のうまさが光ります。白い背景の空間処理も適切です。微妙な子供の表情のとらえ方も効果的です。 日常生活の中の美しい光がとらえられています。画面半分を占めるおみくじのフレーミングのうまさがこの作品のポイントとなります。杖をついた老人の姿や穏やかな時間の流れを表現していて良い。
「スゲエー」   宮村歌子 「ようお参り」   野島 満
 2月作品(2/9(土))
霜の結晶が美しく表現されて、寒さが伝わります。キャベツの葉脈や形の異なる結晶が、シャープで無駄のない構図をつくっています。昔しを知っている年齢層の方には、母親の姿を連想させてくれる題目です。 味わい深い色彩効果が発揮された美しい写真です。古びた波トタン板に「美」を感じた作者のセンスが素的です。破れ穴やトタン釘もそれぞれの役を上手に演じているようです。
「繕う」  貴志芳子 「悲しくて」  久留主慶子
 1月作品(1/12(土))
人をひきつけるインパクトを持った写真です。家のオーナーのセンスが発揮された、ユニークな家を、周りを詰めたシンメトリーの構成で、効果的に表現されていて、ユーモア漂う作品です。 なぜか「ホット」する写真です。それは、地に足が着いた、平凡で幸せな生活が感じられる。この地域の良さが表現されているからなのでしょう。提灯が主役で、たくさんの構成要素をうまくまとめた作者の力量が光ります。
「瞳を持つ窓」  前田哲夫 「祭りの日」  竹林健治
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