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| 2026年度 例会作品 田中講師選 |
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| 3月作品(3/14(土)) | |||
| 高野山に春を呼ぶ「高野の火祭り」は毎年3月の第一日曜日に開催されます。今年は3月1日青天の青空の下金剛峯寺の前の広場で大勢の山伏たちにより護摩木を焚いて招福と厄除けを祈願します。作者は当日青空の下法螺貝を吹き鳴らしながら入場する様子を下から広角レンズで捉えました。山伏たちのそれぞれの動きが生き生きと捉えられ色彩的にもセンスが光る作品となっています。 |
和歌山市の雑賀崎漁港は瀬戸内海国立公園の一部で海岸線が美しいところです。この地は旧正月を祝う慣わしがあり漁船には大漁旗を掲げ神社に参拝し一年の無事と大漁を祈ります。作者はその様子を魚眼レンズで青空にはためく大漁旗をまとった漁船が水面に映り美しい画面構成になっています。この地に長年培われてきた信仰心と仲間意識の積み重ねがこの行事が永遠に続くことを願っているかのようです。 |
花の季節の始まり、今ヒカンザクラが満開です。花びらを下に向けて咲くこの花の慎ましいけれどピンクの花びらが春の息吹を告げるように咲いています。そこに花の蜜を求めてミツバチが近づいてきます。花と花との絶妙なところに羽を震わせて飛ぶミツバチ、そのピントの良さと絶妙な空間処理がこの作品を格調高くしていると思います。 |
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| 「山伏出立つ」 久保賀圓 | 「旧正月の漁港」 北 順夫 | 「花のあいだの訪問者」 前田哲夫 | |
| 2月作品(2/14(土)) | |||
| 田辺市の高台にある長い歴史ある高山寺は早咲きの桜で有名です。毎年厳しい寒さの中年明けから咲き始め一月末頃には満開となるそうです。作者は毎年この時期に花の蜜を求めて枝を忙しなく舞うメジロを望遠レンズで捉えています。明るい日差しの中満開の桜の枝に止まる二羽のメジロ、カップルなのでしょうかなんとも幸せな気持ちになる作品です。 |
陽が傾きかけた午後浜辺を散策していたらラジオ体操をしている若いカップルに出会った作者は光の帯の中にその二人をシルエットで収めました。その動きは前屈から手を腰に当てての運動、幼い頃からの体で覚えた動きと音の記憶はよみがえってきます。青春映画のワンシーンを切り取ったようなこれから未来に向かう素敵な物語を感じる作品です。 |
毎年2月8日は針供養の日、使い古された針を収めて裁縫の上達を願う和歌山市加太の淡嶋神社の神事です。今年は約3万本の針が収められ、巫女さんたちがお祓い神事の後針塚まで運び塩をかけて土に返します。行事の後で一瞬の風が巫女さんたちに吹きました。赤い鼻緒の履き物が覗き巫女さんたち神職の気高さと可愛らしさを感じさせる作品となりました。 |
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| 「春のデュエット」 福島健司 | 「浜辺でラジオ体操」 松浦由裕 | 「風のいたずら」 森 和代 | |
| 1月作品(1/10(土)) | |||
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ナショナルトラスト運動の先駆けとなった「天神崎」は田辺湾の北側に位置し海岸自然林の動植物と海の動植物が一体となって同居する貴重な地域です。作者は潮が満ちたその地の夕暮れ、海に落ちる太陽と磯遊びする人たちをシルエットで表現しました。木版画を思わせるおさえた色調の中に夕日の赤がこの作品を拡張高いものとしています。 |
ご自宅の玄関に植えている赤い花は日頃はあまり気にも留めないものでしたが夕暮れになる頃スポットライトのように陽の光が差し込みました。作者はその時を見逃さずシャッターを押しました、黒い影に浮かび上がる赤い花と壁に映る花の影、何気ないものでも光がつくる一瞬のドラマは身近なところ、どんなものにで見つけられることを教えられました。 |
昨年の暮れ和歌山駅前から和歌山城市駅前にかけてのイルミネーションは毎年スケールアップしてきました。作者は雨の夕暮れ撮影に臨みました。濡れた車道がイルミネーションと信号の赤が画面にアクセントをつけます。横断歩道を渡る奥のカップルの青い傘が小さいながら画面の中のポイントとなって引き締めています。 |
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| 「天神崎夕景」 井硲啓次 | 「片隅に咲く」 野島 満 | 「師走の家路」 北 順夫 | |
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